ベイト工法施工例

ベイト工法とは

建物の周囲に特殊な「ステーション」と呼ばれる筒状のケースを一定の間隔で埋め込みます。
ステーションの中にベイト剤(毒エサ)を設置します。
ベイト剤はシロアリが好むセルロース(木材の成分)の基材に薬剤を混ぜて作られています。
ベイト剤が設置された後、シロアリがベイト剤を発見し、巣内へ持ち帰ります。
その後、巣内で効果が伝播し、シロアリを駆除します。
この方法は、シロアリがベイト剤を巣に持ち帰り、巣の中の仲間に分け与える習性を利用して、
巣ごと駆除する仕組みです。
ベイト剤に含まれる薬剤はシロアリの脱皮を阻害し、成長できずに死に至らせます。
安全性が高く、人やペットに影響が少ないため、床下がない家や特殊な構造の家でも施工可能です。

ベイト工法のメリット

床下が狭い家や、基礎断熱工法の住宅に対して有効です。
ベイト剤を設置している限り、長期間にわたって効果が持続します。

ベイト工法のデメリット

定期的な点検(年1回)が必要となります。
家の周囲に3~4mおきにステーションを設置しますので、芝や花壇などに穴をあける必要があります。

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